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XMに入金してみた

日本語のネットを見る限り、XMはかなり人気があるFXブローカーです。ひょんなことから、XMに入金し、取引してみることになったので、わたしの体験をお知らせします。

Axioryとの比較もしたいと思います。

XMの口座開設方法

いまどきの海外FXブローカーは簡単に口座開設できます。XM(正確にはXMTrading)の場合、住所・名前を自分で書き込み、身分証明書・住所確認書類をアップロードすれば即日に口座を開けます。

口座開設

 

これが最初の画面です。ここから口座開設します。緑色の「口座開設」をクリックします。

 

口座開設入力項目

 

すると、このような画面が現れます。ご自身の情報を正確に入力します。ここではローマ字で名・性の順番に入力します。(次のページに進んでから漢字表記を入力する)。

この画面のすぐ下に次のような項目があります。

登録



「組織名」とは?

・「Tradexfin Limited - FSA SD010によって規制」
・「Fintrade Limited - FSC GB20005835によって規制」

以上のどちらかを選ぶことになっています。FSAの監督官庁セーシェルFSC監督官庁モーリシャスです。どちらを選んでも、そのほかの条件は同じなので、あまり気にしなくてよいでしょう。

「取引プラットフォームタイプ」とは?

・MT5
・MT4

以上どちらかを選びます。特別な理由がなければ、MT5にしておけばよいでしょう。

「口座タイプ」とは?

ごく少額(1万円以下くらい)でFXを楽しむならばMicro、それ以外ならStandardを選べばよいでしょう。

「ステップ2へ進む」をクリックし、情報を追加したら、次は本人確認です。

本人確認方法

本人確認方法は2つの種類に分けられます。

身分確認:パスポート(有効期限が6か月以上あるもの)、運転免許証、IDカード
住所確認:電気、ガス、水道、電話、インターネット、ケーブルテレビの請求書、または銀行の取引明細書(過去3か月以内の日付のもの)のコピー

このようにあります。わたしは新生銀行の月間レポートをインターネットでダウンロードして、送ってみました。コピーしたり写真を撮ったりする必要がなく、簡単だと思ったからです。問題なく承認されました。

XMへの入金方法

ログイン後の画面で「入金方法」を選ぶと、次のような画面が現れます。

入金方法一覧

クレジットカードで入金すれば、即時反映します。ただし、使えるのはVisaとJCBだけです。MastercardとAmericanExpressでは入金できません。

XMからの出金の仕方

わたしの口座の場合、次のように現れます。JCBのクレジットカードで入金した場合は、カード会社に返金する手続きはないとのことです。

出金方法一覧(JCBで入金した場合)

おそらくですが、Visaカードで入金していたら、Visaカードへの返金手続き(入金額まで)が最優先になるのだろうと思います。

楽天銀行への出金

わたしは過去にもXMに口座を持っていたことがあります。今回は口座再開設になります。最初の開設時、口座を閉鎖するため出金手続きをとったことがあります。その際に受け入れ口座になったのは楽天銀行でした。

楽天銀行で海外からの送金を受けるときは、ひとつ重要なポイントがあります。それは支店名の表記です。楽天銀行のホームページには次のようにあります。

※支店名はお客さまの支店に関わらず、本店である「HEAD OFFICE」を送金指図に入力ください。

送金人に伝える情報|海外送金・外貨送金の受取|海外送金|個人のお客さま|楽天銀行

 楽天銀行の支店名は、ジャズ、ロック、サンバ、ピアノ、ドラム、チェロなど音楽関連の支店名がつきますが、海外から送金は三井住友銀行を中継銀行にして、楽天銀行本店が受け取る形になります。楽天銀行で国際ビジネスをするときの基本情報です。

XMを使ってみて思うこと

ここで、改めてXMを使ってみて気づいたことを記しておきます。

XMのよいところ

結論から書くと、XMの最大の魅力は「取引シグナル」です。

取引シグナルをクリック

たとえばこんな感じのレポートをダウンロードできます。

取引レポート参考例

 

これがとても有益です。マーケットの空気感を読むのに非常に役に立ちます。日本語と英語を比べてみましたが、同じ内容でした。ただ、日本語訳はニュアンスがわかりにくいことがあるので、できれば英語で読むことをお勧めします。

基本的にロンドン時間の8時および14時ころに更新されます。ロンドンセッションとNYセッションの初動を眺めたうえでの予想です。

ここで紹介されるものの多くは、サポート/レジスタンスを確認して、短期トレンドが反転したと見てよいと思われるところでエントリーするという手法です。もちろん予想どおりにいかない場合もありますが、デイトレードから2・3日のトレードをするのであれば、かなり信頼できる情報です。

マーケットの動きがわからなくなったときは、きちんとストップロスを入れて試してみるのも一つの方法です。

 

 

残念なところ

わたしはAxioryにも口座を持っています。(休眠中)。XMはAxioryと比べるとややスプレッドが広いのが残念な点です。

また、XMではAxioryのようにcTraderは使えません。PCではMT4、MT5で十分だと思いますが、スマホ上で操作するには、cTraderのほうがいいかなと思うことがあります。

補足

単純にXMとAxioryを比較した場合、前者の使い勝手のよさはスイスフラン(CHF)の扱いにあります。Axioryではレバレッジをたとえ400倍に設定していたとしても、スイスフランがらみは30倍に制限されます。Axioryは今だけの限定的な制限だと言っていますが、かなり長い間規制が続いています。いつ解除されるのかもわかりません。

XMではそのようなレバレッジ制限はありません。GBPCHFやCHFJPYのように値動きが大きく短期間で稼げる可能性のあるペアを狙うなら、XMで取引したほうが有利です。